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のど(咽喉頭)

のどの病気

 

喉(のど)の病気で怖いのは、のど風邪を放置して、悪化させてしまう場合です。

対象となる喉(のど)の病気と治療法

  1. 急性扁桃炎
    風邪を引いたり、過労で抵抗力が低下した場合に、扁桃にもともといる常在菌が炎症を起こしてしまうと急性扁桃炎が発症します。症状は、発熱(38度以上の高熱)、咽頭痛、嚥下痛、悪寒戦慄、全身倦怠感、頭痛、関節痛などです。原因菌は、溶血性連鎖球菌(溶連菌)、肺炎球菌、インフルエンザ菌などです。中でも溶連菌感染は、リウマチ熱や糸球体腎炎の原因にもなるため、ペニシリン系抗生剤の10日間の投与が推奨されています。

  2. 急性咽頭喉頭炎から急性喉頭蓋炎へ
    喉頭蓋と周囲組織に急速に発症する進行性細菌感染症です。症状は、強い咽頭痛,嚥下障害,高熱,よだれ,吸気時喘音があるが、突然気道閉塞を起こし,死亡することもあります。確定診断には、声門上部組織の直接観察が必須です。
    治療法は、セフェム系抗生剤(フルマリンなど)、重症の場合はカルバペネム系抗生剤(カルベニンなど)とステロイドの点滴治療を行います。
    気道確保の必要がある可能性もあり、患者は入院し、喉頭ファイバーによる喉頭の腫脹に対する注意深い経過観察が必要になります。

  3. 急性咽頭喉頭炎から急性気管支炎(下気道への波及)へ
    ウイルスによる上気道の風邪症候群が気管支に波及して発症します。2次的に細菌(肺炎球菌、インフルエンザ菌など)による感染を合併することがしばしばみられます。上気道炎(風邪症候群)の症状が鼻水や鼻づまり、くしゃみなどであるのに対して、咳や痰などの下気道症状が強いのが特徴です。胸のX線検査では普通は異常がみられません(肺炎ではない)。インフルエンザ桿菌や連鎖球菌などの細菌感染が加わると、喀痰は黄色ないし緑色の汚い痰になります。喉頭ファイバーで気管支の炎症所見を確認します。
    治療法の基本は、対症療法です。鎮咳剤(アストミン、アスベリンなど)、去痰剤(ムコダイン;気道粘膜の線毛機能を修復する)、消炎剤(ロキソニン、カロナールなど)を処方します。最近感染が疑われる場合は、マクロライド系抗生剤(エリスシン、クラリス、クラリシッドなど)やテトラサイクリン系抗生剤(ミノマイシン)が有効です。また、重症の場合、ニューキノロン系抗生剤(クラビット、シプロキサン、オゼックスなど)が有効です。

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