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症状から見た鼻の病気

症状から見た鼻の病気

鼻が詰まる

「鼻が詰まる」という主訴の場合は、鼻が急に詰まるのは、感染あるいはアレルギー性の炎症によって鼻の粘膜が急に腫れてしまう場合です。特に、鼻中隔という鼻を左右に分けている部分が湾曲している人は、片側の鼻閉感を強く感じると思います。注意する必要があるのは、鼻が詰まる症状が、かなり以前からある、あるいは徐々に強くなってきた、匂いも徐々に低下しているなどの場合です。これは、慢性副鼻腔炎が原因となり、鼻の中にポリープがある場合もあります。特に気管支喘息、アスピリン喘息などアレルギー性疾患がある方は、「好酸球性副鼻腔炎」に注意が必要です。この病気は、篩骨洞という副鼻腔を中心にポリープが多発し、難治性の疾患で、難病指定されています。これらの疾患が疑われる場合には、鼻咽腔ファイバーで鼻ポリープの状態を確認し、副鼻腔炎CTを撮影して、副鼻腔におけるポリープと慢性炎症の状態を確認する必要があります。好酸球性副鼻腔炎の場合には、さらに採血による好酸球数とポリープの好酸球数の確認が必要になります。

鼻汁が止まらない

「鼻汁がとまらない」と感じた場合、まず確認して欲しいことは、鼻汁の色と性状です。その理由は、アレルギー性鼻炎なのか風邪が原因の副鼻腔炎なのかの鑑別は、なかなか難しいからです。簡単に言うと、鼻汁の色が「黄白色、緑色など」、性状が「べたべたしている」場合には、感染による炎症、即ち「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」を考えます。それに対して、鼻汁の色が「透明、白色」で、性状が「さらさらしている」場合には、アレルギー性の炎症、即ち「アレルギー性鼻炎」を考えます。アレルギー性鼻炎は、スギ花粉症に代表される季節性のアレルギー性鼻炎と、ハウスダストに代表される通年性のアレルギー性鼻炎があります。
当然、アレルギー性鼻炎に急性・慢性副鼻腔炎が合併することも念頭に置く必要があります。アレルギー性鼻炎がある方は、基本的にアレルギーの影響によって鼻粘膜が腫れていることが多いため、風邪を引くと、副鼻腔炎になり易く、慢性化し易いので、注意が必要です。特に、季節の変わり目は、風邪を引きやすく、その延長線上で、副鼻腔炎になり易いこと、一方で、寒暖の差、あるいはエアコン等の使用によるハウスダストが飛び散りやすい環境にもなるため、急性・慢性副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎が、合併してしまい、鼻汁が止まらない症状が出やすいので、早めの耳鼻科受診が必要と考えます。

 

 

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