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花粉症・アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の治療法

内服治療

  • ビラノア錠とルパフィン錠を中心とする内服治療
  • 鼻閉感が強い、下鼻甲介腫脹強い場合、キプレス錠の追加
  • ナゾネックス点鼻薬、アレジオンLX点眼

舌下免疫療法

※出荷制限の影響で、スギ花粉症に対するシダキュアは、10月以降に入荷になります。

舌下免疫療法はアレルギー性鼻炎に対する治療のひとつで、スギ・ダニ(ハウスダスト)のアレルギーに対してのみ治療を行うことができます。従来は症状を和らげるために内服薬や点鼻薬を服用する対症療法がメインであり、症状が持続する場合は薬を飲み続ける必要がありました。近年舌下免疫療法が承認され、根本的な体質改善が期待できる治療法として長期にわたって症状を抑えたり、症状を和らげたりすることができます。スギやダニの抗原をごく少量ずつ体内に吸収させ、体を慣れさせていきます。今まで対症療法のみでは症状を抑えきれなかった方、小児期よりスギやダニ(ハウスダスト)のアレルギーが強い方、将来的に対症療法で使用する薬を減量したい方などは舌下免疫療法がお勧めです。

  1. 現在の症状が本当にアレルギー性鼻炎によるものか、またアレルギー性鼻炎の中でもダニまたはスギに対するアレルギーによるものかを問診・診察・検査により調べます。
    検査は採血によるアレルギー検査(RAST)を行います。
    検査の結果でスギまたはダニが陽性(クラス2以上)であれば適応となります。
    スギ花粉アレルギーの舌下免疫療法は花粉が飛んでいない時期(6月から12月)にスタートする必要があります。
    現在は5歳以上のお子さんにも処方できるようになりました。
    一方、ダニ(ハウスダスト)アレルギーの舌下免疫療法は一年中いつでもスタート可能です。

  2. 初回は院内で医師の指導のもと薬を服用し、その後アレルギー症状が起きないか院内で30分間経過をみます。

  3. 2日目以降は自宅で内服します。2週目以降は維持量へ増量して毎日飲み続けます。

  4. 薬に対するアレルギー反応は初めの1ヵ月に生じやすいため、2回目は1週間後、3回目以降は約1ヵ月に1回の診察が必要です。治療期間は3~5年が推奨されています。

1日1回錠剤を舌の裏に置き、1分間唾を飲まずに保持します。
その後、5分間はうがいや飲食を避けてください。
服用前、服用後2時間は汗を掻くような運動や飲酒、入浴は避けてください。

  • スギに対する薬は、シダキュア(スギ花粉舌下錠)
  • ダニ(ハウスダスト)に対する薬は、ミティキュアとアテシア(ダニ舌下錠)

どちらも舌下錠で常温保存が可能です。

※舌下免疫療法は、他の対症療法としての薬と違い症状をすぐに抑えるものではありません。
 症状がある日もない日も続けることが重要で、少なくとも3年間は継続する必要があります。
 効果がある場合は合計3~5年間治療を続けることを推奨します。その間、月1回の通院が必要であり根気のいる治療法です。

※舌下免疫療法では副作用が生じる場合があります。特にスギやダニに対するアレルギー反応が強い方は副作用で生じやすい傾向にあります。
 多くの場合は軽症であり抗アレルギー剤の併用で症状が治まりますが、重大な副作用としてアナフィラキシーの報告もあります。
 副作用はほとんどの場合、服用開始1か月以内に生じるため初期は注意が必要です。

主な副作用
  • 口の中の浮腫、腫れ、かゆみ、不快感、異常感
  • 唇の腫れ
  • 喉の違和感、不快感
  • 耳のかゆみなど
重大な副作用
  • アナフィラキシー
    薬に対する急性の過敏反応により薬を服用後30分以内に発現することが多く、下記の症状が現れます。
    • 循環器:血圧低下、不整脈
    • 神経:意識混濁、不安、恐怖感

以下の方は、舌下免疫療法を受けられない場合があります

  • 重い心臓病、自己免疫疾患、免疫不全、慢性感染症の方
  • 薬でコントロールされていない気管支喘息、コントロール不良な気管支喘息の方
  • 癌の治療中または経過観察の方
  • 高血圧治療薬の中でβ遮断薬(メインテート、インデラル、アーチストなど)を服用している方
  • ステロイド薬を内服中の方
  • 抗精神病薬を内服中の方
  • 重症の心疾患、肺疾患、高血圧の既往
  • 5歳未満の方、舌の下に薬を保持できない方
  • 近いうちに妊娠を希望されている方、妊娠中、授乳中の方
費用

治療は保険適応です。保険が3割負担の方で、医院での治療費と薬局の薬代で1ヵ月2500~3000円程度になります。また、治療開始前にはアレルギー検査が必要で、初診料+検査代+処方箋料で7,000円程度かかります。
舌下免疫療法のみで症状が落ち着かない場合は、対症的に症状を抑える薬が必要となり、薬代も追加されます。

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