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冬期休暇中の自律神経の乱れが内耳疾患に及ぼす影響

[2026.01.14]

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も、自分の経験と知識を最大限生かして、一般診療のみならず、自分にしかできない耳鼻咽喉科診療を行いたいと思っております。本年もよろしくお願い致します。

さて、冬期休暇後になる令和8年1月5日から1週間の診察で気付いた点をお話しします。先週は、冬期休暇後の急激な環境変化が原因となる自律神経の乱れが、「めまい、耳鳴り」症状を引き起こした、あるいは悪化させたのではないかと思われる患者様が多数来院されました。例年と比較し、冬期休暇を長く取れた方も多かったのではないかと思います。休暇期間中は、副交感神経というリラックスする神経が優位になります。それが、仕事始めとなる1月5日以降は、一気に交感神経という活動的な神経が優位になります。休暇明けに、「めまい、耳鳴り」症状が発症あるいは悪化した原因は、その交感神経と副交感神経のオンオフが上手くいかなかったことが原因ではないかと考えます。その背景には、自律神経制御と深い関係のある体内時計のずれと腸脳相関と呼ばれる腸内環境の急激な変化があると推察しています。休暇中は、午前中は通常よりゆっくり起きていた方が大半だと思います。体内時計のずれを修正するには、体内時計をリセットする必要があります。そのためには、定時定刻(可能であれば6-7時がベスト)に起きて、定時定刻(7-8時がベスト)に朝食を取ること、そして朝の光を浴びることが大切です。朝の光を浴びることで、脳を活発化させる脳内ホルモンであるセロトニンが分泌され、その14-16時間後には睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されことによって、体内時計のリズムが整います。

また、定時定刻(7-8時がベスト)に朝食を取ること、これは、意外に見逃しがちな生活習慣だと思います。休暇中に、通常よりカロリーの高い食事や糖分の多いお菓子などをとりがちになり、腸内環境を悪化させてしまっているにも関わらず、仕事始めの1月5日以降には、忙しさのあまり、突然、朝食が抜けてしまいがちになった方も多いと思います。

その結果、自分では気付かないうちに、腸脳相関の乱れから自律神経の乱れを引き起こし、めまいや耳鳴りの悪化につながったのではないかと推察しています。

そこで、自宅で簡単にできる腸内環境を整える方法を紹介します。それは、毎日違うヨーグルト食べることです。これは、味が違うという意味ではなく、メーカーの違うヨーグルトを食べることです。各社とも強化したい腸内細菌が異なるため、1週間で毎朝違うヨーグルトを食べるだけで、腸内細菌を整えることが出来ます。忙しいし、朝バタバタするため、朝食をしっかりとする時間のない方にもお薦めです。是非、お試し下さい。

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