季節の変わり目の耳鼻科の病気について
皆様のおかげで、当院を開院して3ヶ月が無事に経過しました。来院して頂いた皆様には深く感謝致します。
日々診療をしていて感じることは、耳鼻咽喉科という科は、本当に幅広い疾患を扱う科であることです。特に季節の変わり目は、風邪も引きやすいし、アレルギー症状も出やすくなります。その後に、副鼻腔炎と上咽頭炎を合併することが多くなり、いわゆる「風邪をこじらせる」結果になります。当院では、鼻や喉に起こっている症状を、ファイバースコープを用いて視覚的に説明し、原因となる細菌の検査を行い、原因を解明し、治療を行います。この時期は、アレルギー性鼻炎なのか、副鼻腔炎や上咽頭炎なのかの区別がつきにくい時期です。鼻水、鼻詰まり、痰の絡みなどの不快な症状が長く続くことの無いように、早めの耳鼻科受診をお勧めします。
一方で、気候変動に伴う気圧変化、環境変化は、自律神経の緊張、免疫力にも影響します。その結果、精神的にも不安定になり易くなり、メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎の発症の原因になります。また、中年期の方の場合には、男性女性共にホルモンバランスの乱れ、後高齢者の場合には、老化に伴う血管の老化、自律神経の機能低下が、病気の背景にあります。耳の病気には、個人個人で異なる様々な背景要因を考慮した治療が必要であると考えています。
